ガラスレンズ

 眼鏡レンズに用いられるものは,一般の光学ガラスとしての条件,つまり脈理,泡,内部歪みが少なく等方,等質性で同一屈折率,分散率の再現性が要求される。また,眼鏡レンズはメガネを軽量化するために,通常1枚の単レンズという形状にせざるを得ない。そこで屈折率が高く,分散が小さく,透過率がよく,あるいは特定の分光透過率を一定にもち,化学的性質(耐湿性,耐酸性,耐アルカリ性など),熱的性質(軟化点,転移点,膨張係数など),機械的性質(比重,かたさ,破壊強さ,弾性率など)についても十分考慮して選ばれているレンズの光学的特性はアッベ数,屈折率,分光透過率曲線によって決定する。そしてアッベ数50以上はクラウン,50未満はフリントと呼ばれている。もっとも普通に用いられるのは,屈折率1.523,比重2.54の硬質クラウンである。

関連サイト